1. エージェントの選択
プランが決まったら不動産エージェントを決めます。
最近はインターネットでも住宅を紹介していますが、買い手を守るエージェントが存在しません。買い手の利益を代表するエージェントを持つことは不慣れな土地で大きな買い物をする際は重要です。買い手のエージェントのフィーを売主が払う為買い手のコストが増えるわけではありません。エージェントはできればお知りあいの方から紹介してもらうのが安全です。
E-駐在でも各地の経験豊かなエージェントをご紹介します。
2. 物件見学
ご自分の予算を伝えエージェントと物件見学のツアーを行います。小さなことにこだわらず感性で物件を見てください。
一般的にアメリカでは家主は住みながら売却しますので見学を開始してから購入が完了するまでに2−3ヶ月はかかります。もし至急購入しなければならない場合は物件が限られますのでエージェントに伝える必要があります。ただあまり急ぐと交渉が弱くなり、ローンの手続き等で中々進まないケースもありますので余裕をもって探されることをお勧めします。
物件選びの重要な要素
変えられない要素と、変えられる要素を見て変えられない要素に問題があれば諦めましょう。
変えられない問題
交通量の多い道路に面している。
ドライブウェイが急な勾配になっている。
川や線路に面している。
3. オファー
気に入った物件が見つかったらオファー(購入条件)を提示します。
内容はエージェントと相談してください。日本の方は値切ると失礼と感じるかもしれませんが、売り手もある程度のネゴシロを付けて価格設定していますからあまり遠慮する必要はありません。エージェントと相談してください。
オファーの内容
価格
購入時期(Closing Date)
住宅ローンmortgage loan の割合 (例80%)
その他の条件 物件に含まれるもの
4. 条件交渉・契約合意
エージェントを通してオファーを売り手のエージェントに提出し交渉が始まります。内容が合意されると売り手の弁護士が契約書を作成します。
買い手は自分の弁護士を指定して契約書を確認してもらいます。弁護士は不動産エージェントが紹介してくれます。弁護士は一般的に時間ベースでは無く全体でいくらという契約になりますので事前にフィーを確認してください。
契約書サイン時には10%の頭金を置きます。この頭金は売り手の弁護士のエスクロ口座に入金されクロージング時に清算されます。
5. インスペクション
契約合意後ビルディングインスペクションを手配します。インスペクションはビルの構造上の問題が無いか、シロアリの問題が無いか確認します。
もしこの時点で素人にはわからない重大な問題点が発覚した場合は契約をキャンセルできます。インスペクションは欠点を探す作業ですので細かな欠点を色々指摘されますがあまり小さな問題は気にしなくても結構です。修理が必要な個所はエージェントか弁護士を通じて売主と交渉し、合意したものは契約書に入れてもらってください。
6. ローンの手配
一般的に契約書が準備できた時点でローンの手配を行います。最近は事前にローン会社と相談し事前承認「pre-approval」を取得するケースが多くなっています。ローンは銀行に直接コンタクトする場合とモゲージブローカーという斡旋会社に頼みます。駐在員の場合アメリカでのクレジットヒストリーが弱い場合がありますので不動産エージェントからモゲージブローカーの紹介を受けて事前に相談をしておいたほうがよいかもしれません。E-駐在でもサポート致します。
7. クロージング
買い手の弁護士は物件の所有権を調査します。「title search」
物件に問題がない場合クロージングが行われます。(所有権の移転)
一般的に買い手が売り手の弁護士事務所でタイトルカンパニーの立会いのもとに行われます。
クロージングの席上では州に対する物件の所有者の変更に関わる法的な書類、銀行ローンに関する書類等にサインが行われます。
買い手は弁護士から必要資金の報告を事前に受け、指示のあったチェックを準備します。弁護士費用を含め物件価格の約4−5%の諸経費と頭金のバランスになります。
火災保険の事前に手配します。
クロージングの書類は1−2ヶ月でオリジナルが弁護士から送られてきます。売却時に必要となりますので大切に保管してください。
クロージングで全ての書類がサインされチェックが受け渡されると購入者は物件の鍵をもらいオーナーになります。
購入後は隣近所に挨拶をしておくと色々な時に助け合えます。 |